店舗概要
創業は2005年10月。店名は小説家永井荷風の日記「断腸亭日乗(だんちょうていにちじょう)」が由来。この本八幡に永井荷風が住んでいたことから、小説好きなオーナーが命名したそう。
商品の特徴は千葉県内では珍しい魚介系も入ったWスープに、提供毎に炭火で炙る厚切りチャーシュー。午前11時半から深夜までの通し営業で、老若男女問わず幅広い客層から指示されている。夜の時間帯はお酒を飲んだ〆にラーメンを食べられる店にしたい、ということでハイボールが190円と格安。
週末には行列ができ、ラーメン雑誌に10年連続掲載されるような、千葉県屈指のラーメン店である。
苦労したこと
年中無休、アイドルタイムも通し営業。そんな店でオーナーはとにかく毎日、店に立ち続けた。また、競合店に出向いて研究し、自店の商品を磨き上げることを怠らなかった。その甲斐あって、「いつも営業している」「千葉県屈指の美味しいラーメン」という評価をキープし続けている。
こだわり
スープの原材料はすべて国産の食材を使用し、動物系スープは毎日10時間かけてじっくり丁寧に煮出す。そこに風味豊かな魚介だしをブレンド。動物系と魚介系の風味が互いに引き立つ深みのあるスープに仕上げている。
麺は浅草開花楼の特注ストレート麺。超低加水麺ながら、ツルツルとした麺肌と食感がこのスープにぴったりマッチする。そして自慢の厚切り炙りチャーシュー。毎日お店でじっくり3時間以上、手間暇かけて作っている。食べ応えのある厚みに切り出し、提供毎に備長炭で炙る。ジューシーで香ばしく、一番美味しい状態のチャーシューをラーメンにのせるのだから、その存在感は大きい。
美味しくするために手間暇を惜しまない丁寧さ、そんなこだわりを随所に感じるラーメンだ。
商品特徴
味噌ラーメンのスープと思って口にすると、魚介の風味の豊かさに驚く。珍しい味噌と魚介の組み合わせが絶妙に成り立たっている。そこにゴマの香ばしさも加わって非常に風味が豊かだが、後口はとてもすっきりとして軽い。そんなスープによく絡む超低加水麺は、小麦の風味をしっかり感じられる仕様。総じて風味豊かで満足感は高いというのに、後口はすっきりとして食べ飽きない味わいだ。そして厚切りのチャーシューはしっかりと肉本来の旨味がありジューシーで、このラーメンの満足感を底上げする。