店舗概要
煮干し大国青森のラーメン激戦区に2009年7月創業。
ゼットン(絶豚)というユニークな店名は一言でいえば『ノリ』で命名したという。
一回耳にすれば忘れられない、覚えやすくインパクトのある店名を、という狙いは見事にハマり、独特な雰囲気をもつ店内外の世界観と相まって唯一無二のラーメン屋となっている。そのラーメンと世界観の体験は幅広い年代層に親しまれ、連日行列ができるほどの人気店である。
苦労したこと
『ラーメンは自分の作品』(植田店主)。
『自分の作品を食べてもらいたい、真似はしたくない』と熱く語る店主は、その想いから敢えて誰かに師事することなく、自らの手で一からの試作、研究を幾度となく重ねてきたという。
当時他業種の飲食店を営んでいたが、その全てをなげうちラーメン作りに没頭した。
煮干しと昆布を効かせた清湯系中華そばが古くからの文化として根付く青森で、煮干しを軸としながら濃厚系ラーメンを築きあげるのには並々ならぬ努力が必要だった。
『最初の頃は、1日にお客様が10人とか・・・。』
オープン当初はなかなかお客様に来店頂けず気苦労も多かったが、必ず有名店になる!という強い想いで日々ラーメンと向き合っていた。
こだわりのスープ
数多くの煮干しから厳選した3種の煮干しを、それぞれ最適のタイミングで加えていくスープは、超濃厚な煮干しの風味を携えながら、魚介の優しく身体にスッと馴染んでいく深い旨味が余韻に残る。
『特別な事をしているわけではないです。すべての食材に対してベストな仕込みをする、当たり前のことを当たり前に、手を抜かないだけです。』
『ラーメンはB級グルメですが、そうする事で単なるB級にはならない!!』
愚直で常に初心でいる事を心掛けるという植田店主の作るラーメンは、職人の気概がひしひしと伝わってくる一杯となっている。
商品特徴
境港産平子煮干しが特徴的なデス煮干しは、ただ“濃厚”なだけではなく深い旨味が凝縮されたまさに“濃密”な煮干しスープとなっている。
豚骨からじっくりと抽出された動物性のコクに厳選煮干しの凝縮された旨味からなるその濃密スープは、180gとたっぷりのもちもち多加水麺と絶妙に絡み合い、完飲必至の一杯となっている。