店舗概要
2023年8月4日創業。
様々なジャンルのラーメン店で立ち上げから営業まで多岐にわたって携わり知識と技術を磨き上げてきた北林店主が、 自己を表現する場として満を持して大阪北摂エリアに独立開業した。
『くらふと』とは鶏を主原料に『自分で創造し手作りしていく』という意志、 また、麺を扱う工房という意味で『麺房』とした。
キッチンは手元にスポットをあてた作業場のようであり、打ちっぱなしの壁で囲われ整然とした店内の雰囲気は、まさに『職人』が仕事をする工房そのものの印象を受ける。
苦労したこと
ラーメンへのこだわりは突き詰め手を抜くことはせず、同時に長時間労働やライフワークバランスなど飲食店の課題にフォーカスして店を作り上げてきた。
経営理念『最幸の家庭を作る』を掲げる北林店主は、1日に『12時間は家にいる』という指標を作り、残りの12時間でどう効率的にラーメンを作り、美味しいを提供するかという点に注力している。飲食業界の最大の課題ともいえる点に真剣に取り組む姿は、外食に対する深い想いのあらわれであると感じる。
こだわり
スープはモミジ・手羽先から上質なコラーゲンを抽出し、ガラや鶏ミンチを加えることで鶏本来の旨味や甘みを引き出す。これらを6時間炊き込むことで口当たりよく濃密な鶏白湯スープを作り出している。
合わせるカエシは愛知県伊藤商店の傳右衛門醤油をベースに6種の醤油をブレンドし、濃密なスープにキレと深みを付加。
麺の主原料には春よ恋を使用し、焔神と全粒粉を合わせることで茹で伸びし辛くしなやかでいて程よい弾力を持ち合わせた切刃＃１６ストレート麺を特注している。
商品特徴
鶏白湯ラーメンの中でもその濃度はかなり高いものの、キレのある醤油がスープの輪郭をはっきりさせ、くどさを全く感じさせないスープとなっている。
親鶏の香りを存分に抽出した芳醇な鶏油によりコクと風味の余韻が長く継続し、より純度の高い鶏白湯スープを演出している。
この力強いスープに合わせる特注麺とチャーシューがまた秀逸。
しなやかな麺肌でいてこれでもかとスープを引き上げてくるストレート麺は、モチッとした弾力と小麦の風味が相乗効果で鶏白湯の旨さを引き立て、適度に歯ごたえを残すチャーシューはこの麺とスープの中でしっかりと存在感を光らせる。
濃厚に振った鶏白湯ラーメンとして、かなりハイレベルな完成度と言える大阪北摂の一杯をぜひ体感していただきたい。
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