2008年1月11日創業。
隠れ家的なお店を作りたい、女性でもファミリーでも入りやすいお店を、という考えを持って物件を探していたところ、そのイメージに近い現店舗との出会いから新松戸での創業となった。
“麺道（めんどう）“とは、麺にこだわり麺の道で食べて行くという強い想いから、”ゲンテン“とは、自分が進む道の原点であり、お客様にとっても食のルーツの原点となる店になりたいという明確な想いから命名された。
そして自らを『麺道家』と定義づけ、日々、製麺の道を追求し続けている。

元々飲食店で修業をしてきた経歴は無く、すべてが完全に独学での創業であった。
創業以前に週に2〜3回は通っていたラーメン店があり、その味に惚れ込み自分で作りたいと考えたのがらぁ麺作りの始まりだったという。
そこから15年。より美味しく、常に安定したクォリティーのらぁ麺を提供するべく、繰り返しブラッシュアップを続けてきたことで、創業当初の想いの通り、今では女性客で店内が埋まることもあるほど幅広い層が多く来店する銘店となっている。

“店頭で魅せる製麺室” 麺道家と銘打つ森山店主。その肩書を体現するように入口横には製麺室を置き、九州鳥越の内麦を主とした麺を日々打ち続けている。
驚く事に製麺技術もすべて独学。いわゆる博多ラーメンの極細麺に使用される九州産の小麦で太麺を打ったらどうなるのか？という発想から、その日その日の状態に合わせた加水率の微妙な調整に至るまで、店主の麺に対する深い探求心をひしひしと感じる。
「こだわりなんてほどのものは無いよ。」と幾度も口にする森山店主の一杯のらぁ麺に対する言葉からは、細部に至るまでの深いこだわりしか感じられないほどである。

豚足、豚耳、鶏脚などの動物系と数種の節からとる濃厚魚介のWスープ。
豊富なコラーゲン由来の分厚いコクと魚介由来の深い旨味を有するスープに、2種の醤油からなるカエシを合わせ円い口あたりに仕上げている。旨味の詰まったスープに上澄みの脂分を均等に2段階で合わせ風味を演出し、柚子胡椒と煎り七味、そして黒胡椒のシャープな辛味と清涼感が独創的、特徴的な輪郭をかたち作る。
このスープに合わせる麺は、九州鳥越の小麦で作る多加水中太ストレート切刃＃12自家製麺。一晩熟成させることで生まれる適度なもちもち感がスープとベストマッチし、200gと多めの麺量を感じさせないほど完飲完食必至の一杯となっている。

【麺道GENTEN 公式Twitter】麺道家　@m_genten

【住所】千葉県松戸市新松戸3-124-1
【電話番号】080-9397-2748
【定休日】月曜・日曜
【営業時間】11:00〜14:30(L.O.14:15)
　　　　　　18:00〜21:00(L.O.20:30)
　　　　　 ※売り切れ次第終了
※営業時間や店休は変わることがあります。詳しくは店舗へお問い合わせください。