店舗概要
2005年8月、林原店主が地元米子の郊外に創業。
当時ラーメン店での修業経験は無く、父親の勧めで地元鳥取の名物、牛骨ラーメンを提供する『ラーメン悟空』を開店した。
きっかけは手軽な食べ物としてラーメンという料理に可能性を見出した為であったが、いざ始めてみるとその奥深さと難しさに直面し、苦労の連続であったという。
苦労したこと
開店当初から当分の間、1日に数千円の売上しかない日も多々あったという。
「米子の郊外の為、何とか乗り越えてこれたがこれが繁華街だったら、完全に持たなかったと思う」と話す。
「結局当時は美味しくなかったんですよ・・」その現実をしっかりと受け止め、常にラーメンを考え改良、試作を続けてきた。
こだわり
そこで特にフォーカスしてきたことが牛骨の素材感を存分に引き出すスープと、とことんこだわり愛する「肉」のブラッシュアップだった。
スープは鶏や野菜などの混ぜ物はせず、大量の牛骨を使用し継ぎ足しをせず、その日その日使う分のみをゆっくりじっくりと仕込む。そうする事で臭みやくどさの無いすっきりとした美しい牛骨スープが出来上がる。
そして肉=チャーシューへの想い入れが群を抜いている。
豚バラ巻き・柵、豚とろ、豚レア、牛レアのチャーシューを常に揃え、個々のクォリティーが非常に高い。煮チャーシューはとろけるほど柔らかく煮上げながら素材の旨味を十分に感じられる仕上がり。更に炙りを入れることで香ばしい焼成香も付加されている。
レアチャーシューは生ハムのように極薄に切り出し、スープで温められしっとりと極めて自然な柔らかさを堪能できる逸品となっている。
商品特徴
一般的な牛骨ラーメンに比べクセが少なく、上品な脂の甘味とスッキリとした旨味のスープは、継ぎ足しをしない鮮度の高さから実現する食味となっている。大量の牛骨を使用することでその甘みは存分に引き出しながら野味は出さない事から、県外の方にも受け入れられやすい味となっており、女性客が多く通う事もうなづける。
合わせる麺は地域の方に好まれる麺を、という店主の想いから、スープと合わせた時にしっかりとマッチするやや低加水の中太縮れ麺。低加水ながらもモチッとした食感とスープとの抜群の親和性を味わえる仕様となっている。