店舗概要
2014年9月9日創業。
ちゃぶ屋、香港MISTで研鑽を積んできた田甫店主が、地元和歌山でも都会の第一線のクォリティーのラーメンを食べてもらいたいという想いからの凱旋出店であった。
東京大塚【創作麵工房 鳴龍】の齋藤氏とともにラーメン店初のミシュラン一つ星獲得の【香港MIST】で腕をふるった田甫氏が手掛ける和歌山御坊エリア随一の名店です。
苦労したこと
元々サラリーマンとして測量に携わってきた田甫氏は、33歳のころにラーメン屋をやりたいと一念発起し、ちゃぶ屋の門をたたいた。
それからちゃぶ屋で3年、香港MISTで3年、ラーメン作りの第一線を走ってきた。
香港MISTでは齋藤氏が帰国後、自身がトップとしてクォリティ-を落とさず運営し続ける事、星を守ることへの重責が大きかったと話す。
こだわり
【スープ】
濃密な鶏を感じる清澄なスープは仕上がり量以上の鶏ガラや丸鶏を使用する。
配するのは【紀州梅鶏・和歌山県産ヒネガラ・天草大王】の3種胴ガラに、【滋賀県産淡海地鶏・丹波黒鶏】の丸鶏。
ここから高い濃度の出汁を抽出し、魚介系スープと合わせることで、濃密ながら重くなく、極めて澄んだ黄金色の清湯スープを作り出す。
【自家製麺】
合わせる麺は、北海道横山製粉の特ニングルに道産全粒粉“春よ恋”を配合し、麺そのものの美味しさを味わえるよう丁寧に仕上げた、しなやかな麺肌の自家製細ストレート麺#22。
【チャーシュー】
具材のチャーシューは、香り高くミルで挽いた白黒胡椒と塩、糖でマリネし、低温でじっくり時間をかけて火を通す豚ロース肉を使用。
【塩だれ】
良質で豊富なゼラチン質をもつ豚肉を豊富に使用し、2種の厳選塩をあわせて仕上げる看板商品の要。
商品特徴
まず、一杯の鉢から香り立つ鶏と魚介を堪能して頂きたい。
旨いラーメン店から漂うその香りは、美味しさへの期待度を増幅させてくれることでしょう。
そして一杯スープを口に運ぶと、その期待を裏切らず、想像以上の旨味の層が口中に広がります。しっかりエッジの効いた塩のインパクトと、その奥に広がりを見せる素材本来の旨味。この両軸が“淡麗塩“でありながら濃密な印象を実現している由縁でしょう。
そのスープから極めてしなやかな細麺を引き上げ啜ると、芳醇な小麦の風味とスープの旨味が織りなす調和に、思わず笑みがもれてしまう。そして時折ふわっと顔をのぞかせる柚子の香り、しっとりとした豚肉の旨味を有するロースチャーシュー、清く正しいメンマの小気味良い食感。
総じて、スープを飲み干すまで飽きなど感じさせない非常に完成度、満足度の高い一杯となっている。