2011年12月12日創業。
沖縄出身のご両親のもとに生まれた店主は、大好きな沖縄料理のお店をつくろうと思い、ソーキそばの専門店を始めた。店名の「べにはま」は、もともとご両親が経営していた寿司屋「紅浜」の名前を受け継ぎ、ひらがなにすることで誰からも愛されるお店を目指してつけた。店の場所はお昼のサラリーマン達のお腹を満たしたいという想いからオフィス街にこだわり、横浜関内という立地に決めた。今ではお昼には店前に行列が出来るほどで、さらに女性のお客様も多くなり、当初の誰からも愛されるお店にしたいという思いが実現している。

店を始めてみると、毎日が暑さとの戦い。ソーキを圧力鍋で毎日煮込むと、キッチンの中は恐ろしい暑さになる。高温になるあまり、ビルの火災報知器が朝から鳴って大家さんに怒られたことも。

暑さとの闘いに負けず、毎日のように圧力鍋でソーキを煮込む。煮込み加減は、軟骨が丁度とろりと柔らかくなるところまで。
スープは動物系スープと魚介系スープのブレンド。
本場の沖縄そばに比べ、関東人の口にあうよう魚介を濃くしてあっさりと仕上げる。このあっさりの秘訣は、動物系スープの仕上げに浮いてくる脂をしっかり丁寧に取り除いていること。これによって魚介スープとうまく馴染み、お客様の80％が飲み干すほどの、あっさりと滋味深いスープに仕上がっている。麺には沖縄そばには元来平打ちが一番！というこだわりがある。

なんと言っても「ソーキ」の存在感がものすごい。そのほろほろジューシーな味わいにまず感動を覚える。そして店主こだわりのあっさり仕上げのスープはとても優しい味わい。醤油ベースの甘すぎない味付けのソーキが、スープの味わいを邪魔することなく、馴染んでスープに深みを出している。そこに平打ち麺がスープをほどよく吸って運んできてくれる。沖縄そばといえば甘辛い三枚肉を合わせることが多いが、こちらのソーキそばはあっさりした上質なスープの味わいを堪能できる。

【住所】神奈川県横浜市中区太田町1-20 三和ビル1F
【電話番号】045-681-3789
【定休日】日曜日
【営業時間】[平日] 11:00〜17:00
　　　　　　 [土曜] 11:00〜17:00
　　　　　　 [祝日] 11:00〜17:00
　　　　　　[夜の部 水・木・金曜日]21:00〜0:00